もがき生きるマスターへ(オベ→ぐだ)
しんしんと雪の降る中。もう限界だと、エネミーから逃げ切ったマスターは雪に身体をあおむけの状態で沈める。本来であったならば、そんなことをしたら凍傷の危険性もあることは分かっている。ただ、両足に怪我を負った状態で、腕に矢を受けた状態で。無理やり…
Novelオベぐだ♀,二次創作,僕らの幸福の軌跡3(前編)
もふもふ
むにむにとモフモフと。体温なんて感じないと思ったけれど、そこは妖精だからなのか、温かく感じて、そのまま眠りに誘われる。ふあっ、と小さく出た欠伸にくすくすと笑い声が聞こえた気がしたけれど、重たい瞼は上がらずに、目を閉じた。「マスター?どこにい…
Novelオベぐだ♀,二次創作,僕らの幸福の軌跡3(前編)
藤丸立香は最後を誰に願うのか(オベ+ぐだ)
「最後の時は、私を奈落へ連れて行って」 召喚をされ、その場で種火を摂取させられて。唖然とする中、さっそくと連れていかれたマスターの部屋での一言。最後の時という言葉に違和感を感じながら、真意を理解し、舌打ちをする。 妖精國で対峙した時にも見ら…
Novelオベぐだ♀,二次創作,僕らの幸福の軌跡3(前編)
第六話 ゆっくり知ろう?
吐いてから何度も立香を抱こうと思った。けれどそれは叶わず。部屋に入ることはできる。ベッドに寝っ転がって彼女を待つことだってできる。それでも彼女に触れようと動こうとするだけで固まってしまうし、彼女から触れられそうになると避けてしまうことが続…
Novelオベぐだ♀,二次創作,愛を知らない俺らの幸せ
第五話 愛はあるのではないですか?
「妖精王オベロン、今お時間よろしいですか?」「ああ。構わないけどなんだい、バーゲスト。戦闘が終わったばかりだけれど、君は大丈夫なのかい?」「お気遣いありがとうございます。ただ、私は平気なので」 これは面倒くさいことになったとオベロンは思う。…
Novelオベぐだ♀,二次創作,愛を知らない俺らの幸せ
第四話 身体を交わす愛以外にも愛ってあるのではなくて?
生まれて十八年の終末装置としての機能の備わったものに、存在とは反対の行為をさせる。それがいかに酷なことかと考える。考えて、そして考えても答えはでない。 廊下を歩きながら考える。やっぱり答えは出ないかとため息をつきながら角を曲がろうとしたと…
Novelオベぐだ♀,二次創作,愛を知らない俺らの幸せ
第三話 精神の治療は範囲外です
「精神の治療は範囲外です」「そこをなんとか」「勃起不全の薬なら出すことはできますが」「そうじゃないんだよな~」 妖精王の姿を取り、愛し合うものと身体を交わすためにはどうしたら良いかと医務室を訪れる。今度は保護者サーヴァントよりも、より治療に…
Novelオベぐだ♀,二次創作,愛を知らない俺らの幸せ
第二話 立ち止まって考えてご覧なさい
オベロンが情事中に吐いて部屋を飛び出してから五日。私は女王に謁見を申し入れていた。「それで、我が妻よ。妖精國の何を聞きたいと?」「えっと、それなんですがね、妖精王オベロンのことを」 妖精國のキャメロットを模したシミュレーター。口にした瞬間…
Novelオベぐだ♀,二次創作,愛を知らない俺らの幸せ
一話 エラー、エラー、エラー
「ぁあ!……んっ!」 腰に絡みつく足。無意識だろうそれはぎゅっと絡みつき、精を逃さないというように膣内もうねる。身体に絡みつく感覚に、目の前の彼女の表情に、絞り出される切ない声に。全てに嫌悪感が押し寄せると共に、胸によく分からない気持ちが溢…
Novelオベぐだ♀,二次創作,愛を知らない俺らの幸せ
エピローグ
「ねえ、何で一緒に入ってるの?」「それはね、リツカ。僕が無理をさせたから、せめてお風呂では楽をさせたいと思ったんだよ」「ねえ、何で後ろから抱きしめてるの?」「それはね、リツカ。後ろからの方がお互いに色々と見えなくて良いだろう」「ねえ、何で第…
NovelR18,オベぐだ♀,二次創作,愛を知らない俺らの幸せ
五日目 エッチしましょう
ピピッと零時のアラームが小さくなる。今日で五日目。五日目だけど、それを理解する前に、身体がビクッっと震える。「お、べろん」「リツカ?」「日付、こえたよ?」 だからもう、次に進もう? 全身にキスの雨を降らされて、ありとあらゆるところを見られ…
NovelR18,オベぐだ♀,二次創作,愛を知らない俺らの幸せ
四日目 遠回しな触りあい
「んっ……っぁ……ゃ、ああ!」 ぐちゃぐちゃといじられる下肢を支えるのが難しくなって首にしがみつく。同じものを使っているはずなのにほんのり良い香りのする髪の毛。耳元で漏れる彼の荒い息にぶわりと頬が熱くなる。それと共に、膣内を締めてしまい、気…
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