これは魔力供給じゃなくて
立香は簡単な戦闘だと思っていた。いつも通りに魔獣たちを倒して、それで帰還するはずだった。けれどその判断が油断を呼んでいたのか、令呪をすべて使い切った末に、味方はサンソンを除いて全て倒され、そのサンソンも自分もボロボロの姿で後退することとな…
NovelR18,サンぐだ♀,二次創作,無題 ―あるいは三月原稿―
幸せなセックスがしたくて
「しゃるろ、せっくすしよう?」「はい?」 一体全体どうしたのだろうと、サンソンは上に乗り上げた立香を眺める。いつものように夜に部屋に来たサンソンに、立香はベッドに寝転ぶように指示を出して、それに疑問を持ちながらもその通りにした。そうしている…
NovelR18,サンぐだ♀,二次創作,無題 ―あるいは三月原稿―
プレゼント
赤とピンク、それから数本の薄オレンジのチューリップに、カスミソウ。かわいいピンクのリボンで束ねられたそれが、いつものように夜に部屋を訪ねてきたサンソンによって、目の前に差し出された。「リツカ、これを」「くれるの?ありがとう!」 突然どうした…
Novelサンぐだ♀,二次創作,無題 ―あるいは三月原稿―
死神さんとの口づけ
血を模したチークに、唇には青いグロスをつけて。これで良し、と立香は鏡の前で確認を取る。今回もまた発生した特異点。それは遊園地に発生したもので、遊園地に来たお客様を喜ばせないと、取りこまれたサーヴァント達が出られないというもの。立香はお客様を…
Novelサンぐだ♀,二次創作,無題 ―あるいは三月原稿―
一緒に過ごせる、日常が
交じり合って、高めあい。そうして迎えた小さな死。それから清めた体に服を通し。一緒のベッドで身を寄せる。サンソンは立香の髪の毛をいたずらに手で梳かし、立香はそんな姿に目を細めながら幸せを享受していた。「えへへ、シャルロ、ありがとう」「どういた…
Novelサンぐだ♀,二次創作,無題 ―あるいは三月原稿―
いつだって
「もう大丈夫ですよ」「ありがとう、サンソン」 背中から腕にかけての傷にサンソンのスキルを使って治療を施す。傷は見る見るうちに癒えていき、何もなかったとまではいかないものの、ひどい傷がそこにさっきまであったと言われたら嘘だろうと言われるほどに…
Novelサンぐだ♀,二次創作,無題 ―あるいは三月原稿―
100本ノック
1、嫉妬「そこでベディがね、きよひーと JK ちゃんとね。アマデウスは」 夜も更ける時間。部屋の中で今日一日起こったことを話しているのは、僕のマスターである藤丸立香だった。今も隣でロビンが助太刀に来てくれて助かったと言っている。僕はその輝く…
Novelサンぐだ♀,二次創作,僕らの幸福の軌跡2
SSまとめ
落下する話 自分はマスターに嫌われている、または避けられていると感じたのは自身の影とも呼べる狂化がかかったバーサクアサシンに出会ってからだったと記憶している。マスター自身の部屋に呼ばれ、有事の際の警護をしていることもあったが最近は呼ばれるこ…
Novelサンぐだ♀,二次創作,僕らの幸福の軌跡
オメガバース2
藤丸立香はΩ性と判明し、紆余曲折あって番、そして恋人となったシャルル=アンリ・サンソンの部屋へ来ていた。人理修復のストレスからホルモンバランスを崩していたために起きていた発情期の乱れも、番を得ることで通常の周期に戻っていた。そして、今日は…
NovelR18,サンぐだ♀,二次創作,僕らの幸福の軌跡
オメガバース1
はあはあ、と荒い息が部屋の中を満たした。三十分以上も押し付け続けられた腰が引かれると、収まりきらなかったものが息を吐き出す度にこぼれ出す。その熱さと居心地の悪さは理性を取り戻させたが、目の前の彼はその光景にごくりと息を飲み、再び覆い被さっ…
NovelR18,サンぐだ♀,二次創作,僕らの幸福の軌跡