第二話 立ち止まって考えてご覧なさい
オベロンが情事中に吐いて部屋を飛び出してから五日。私は女王に謁見を申し入れていた。「それで、我が妻よ。妖精國の何を聞きたいと?」「えっと、それなんですがね、妖精王オベロンのことを」 妖精國のキャメロットを模したシミュレーター。口にした瞬間…
Novelオベぐだ♀,二次創作,愛を知らない俺らの幸せ
一話 エラー、エラー、エラー
「ぁあ!……んっ!」 腰に絡みつく足。無意識だろうそれはぎゅっと絡みつき、精を逃さないというように膣内もうねる。身体に絡みつく感覚に、目の前の彼女の表情に、絞り出される切ない声に。全てに嫌悪感が押し寄せると共に、胸によく分からない気持ちが溢…
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エピローグ
「ねえ、何で一緒に入ってるの?」「それはね、リツカ。僕が無理をさせたから、せめてお風呂では楽をさせたいと思ったんだよ」「ねえ、何で後ろから抱きしめてるの?」「それはね、リツカ。後ろからの方がお互いに色々と見えなくて良いだろう」「ねえ、何で第…
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五日目 エッチしましょう
ピピッと零時のアラームが小さくなる。今日で五日目。五日目だけど、それを理解する前に、身体がビクッっと震える。「お、べろん」「リツカ?」「日付、こえたよ?」 だからもう、次に進もう? 全身にキスの雨を降らされて、ありとあらゆるところを見られ…
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四日目 遠回しな触りあい
「んっ……っぁ……ゃ、ああ!」 ぐちゃぐちゃといじられる下肢を支えるのが難しくなって首にしがみつく。同じものを使っているはずなのにほんのり良い香りのする髪の毛。耳元で漏れる彼の荒い息にぶわりと頬が熱くなる。それと共に、膣内を締めてしまい、気…
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三日目 キスしても良いよ
「今日は三日目。今日はキスならしても良いらしいよ?」 朝起きて、朝食を取る。その後は自由時間。今日は部屋から出ない代わりに食堂から運ばれてきたスコーンや紅茶で、やっぱり満腹にはならない程度に二人だけのお茶会を開いたり、ヒーリングミュージック…
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二日目 抱き合いましょう
「ふぁ……」 起床時間となって自然光に近く設定された明かりが灯る。今日はずいぶんと冷えているな、空調が壊れたのかなと思いながら身体を動かすと、するりと身体を滑る感触があった。「ん?えっと……って、何で?!」 なんで服を何も着ずにベッドで眠っ…
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一日目 見つめ合いましょう
一臨の姿に何故かなった彼の姿に残念だと思いつつ、二人で改めてベッドの縁に座る。セックスをするために部屋にいると考えると恥ずかしくなってしまうけれど、それでもなんとかそれを悟られないように、心を落ち着けた。「さて、一回だけ抱くって言ってたけ…
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プロローグ
「じゃあ、今日から一週間はお休みだからね。しっかり休息も取ってたのしんできてくれたまえ」「ありがとう、ダヴィンチちゃん!」 管制室でかけられた声にありがとうと返す。いつも通りお仕事を手伝っていたらダヴィンチちゃんに話しかけられて、協議した結…
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オベロン、あのね
「はっ、はぁ……オ、ベロン」「やあ、マスター。今日もきみは元気いっぱいのようだね?」「げ、元気いっぱい、って、ほど、じゃない、けど……もし良かったら、私の部屋に呼ばれてくれない?」 この間のことについて話そうと言外に伝える。これが本音である…
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伝えたい気持ち
痛くて、苦しくて。世の中の女の子たちはこんなことに気持ちよさを感じたり、うれしさを感じたりできているのかな。私が彼を無理矢理そうしたりしなければそれを感じられたのだろうか、などと疑問に思う。 レイシフト先から無事にとは言いがたいものの、帰…
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事故
「ロビン、それにマルガレータ!」 後もう少しだから耐えて。口に出す前に二騎の強制的戦線離脱が始まる。霊核が砕かれるほどの強烈なダメージでない場合、一定のダメージを喰らったら強制的にカルデアに転送される仕組みで設定されたレイシフト。そうなった…
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