活性する島 - 2/4

1日目:昼パート

●島に到着し、観光案内所へ向かう

自宅から(または宿泊しているホテルから)島へ探索者は向かう。島へは港から3時間ほどかかるが、その間に島についての情報として以下のものが手に入るだろう。

・船長からのお話
①観光場所として、『資料館』『屋敷』『湖/海/山』などがある
②島の特産品として、島原産の黒大豆が含まれたクッキーがある
(KP情報:船内でもクッキーは買えるが、船内のクッキーは普通のクッキーである)

・<図書館> / 島に来る前に島について調べていた場合
①自然豊かな島である。ここ数年で活用されるようになり、地方創生の一環として発展
してきている
※クリティカル情報
20年ほど前に原因不明の病が島で流行していた。

 島についた探索者の目の前には、美しい海、そして新設されたであろうターミナルが出迎える。ターミナル内には観光案内所があり、そこで以下2点の情報が手に入る。
□観光案内場所(地図)
□宿泊場所

※探索者がこの時点で臨めば、観光案内所に荷物を置いて、すぐさま島の探索へ向かっても
よい。その場合、案内人が宿に連絡を入れて、荷物は宿の女主人によって運ばれる。
(探索へ向かう場合は2日目昼パートへ)

宿泊場所を知った探索者はすぐそこへ向かうと思われるが、宿をとることはすぐにできたものとする。(交渉系ロール不要)

1日目:夜パート

●宿で食事をとる

 食事は島の郷土料理が出される。特徴的なものとしては、黒大豆の炊き込みご飯、ヒラメのお刺身などがある。

KP情報
以降黒大豆の入っている食品には、ハスターリクが含まれている。何度か出す描写を入れることで、PLに不信感を持たせるのもよい

●深夜に目を覚まし、誰かの気配を庭に感じる

 探索者は真夜中にふと目を覚ます。誰もいないはずの庭に吹く風の音に混じって、何か別の音が聞こえる気がする。

・<聞き耳>
「誰か、そこにいるの?」と、探索者へ呼びかける声が聞こえる。ただし、姿を見ようと庭へ向かうと、逃げてしまう。