活性する島 - 3/4

2日目:朝パート

●宿で朝食後にお弁当を貰う

 朝食で特徴的なものとしては黒大豆の煮物が出されている。朝食後、探索者はお弁当と水筒、それから特産品の黒大豆クッキーを渡されることとなる。

2日目:昼パート

 このパートは探索者が自由行動をとれる場となっており、以下の場所を探索することができるようになっている。

●資料館

・展示物
【現在の島の様子】
・利久島は現在は農産、水産を主として成り立たせている島である
・特産物は島独自の植物である中まで真っ黒な黒大豆、海産物はヒラメがよく取れる
・島は6割が森で覆われ、その他の場所に、湖、人が住む集落、山などがあること
【利久島の歴史】
200年ほど前:金鉱石など貴重な石が取れるとされ、人々がこの島の開拓をはじめ、最終的に1000人を超える大規模な村になった
100年ほど前:海外からの移住者が森の近くに屋敷を立て、住み始める
120年ほど前:島で風土病が流行るが、村人たちはそれを乗り越える
111年ほど前:地方創生を受け、島を観光地へとする動きが始まる

・<図書館> / 本棚
 スクラップブックが見つかる。当時の政府が村を見捨てたこと、村医者が一人で病と戦っていたことが書かれている。

●屋敷

・書庫 <目星> / 本棚
[成功]
古びたラテン語の本(ハスターリクの召喚/退散)の発見→<ラテン語>成功で以下の情報
『ハスターリクの退散』
使用には“対象を召喚した場所”で“POW対抗ロール”を行う必要がある。
対象の完全退散が詠唱の終了とみなされ、任意での中断にはPOW×5の判定が必要。
失敗しても詠唱は強制的に続行する。
詠唱ターン数は1d6で対抗ロール成功回数分唱えられたとする。
[失敗]
目ぼしいものは何も見つからない。何かの言語の本がある、が読めそうにない。
特に興味を持つこともなく放置するだろう。

●湖/海/山

・<目星> / 散策中にあたりを見渡す
[成功]
水晶のかけらのようなものが見つかる。サイズは手のひらに乗るような大きさ。
(POW貯蔵アイテム POW:50 が貯蓄されている)
[失敗]
特に何も見つからない。

2日目:夜パート

●深夜に目を覚まし、誰かの気配を庭に感じる

 探索者は真夜中にふと目を覚ます。誰もいないはずの庭に吹く風の音に混じって、何か別の音が聞こえる気がする。探索者が庭へ向かうと一人の女性が立っている。
 女性は「ハスーリクの含まれる島の特産品である黒大豆を食べてしまったのか」ということを聞いた後、「明日森の中の廃屋にきて」と言い残して去る。