活性する島 - 4/4

3日目:朝パート

●朝食後、森の廃屋へ行く

・<幸運> / まっすぐに廃屋につけるか(時間がかからずに到着できるか)
 森の廃屋へ着くと、少女が廃屋の前で待っている。少女は自分が村医者の娘であること、ハスターリクを使ってパンデミックを村人が起こそうとしていることを話した後、村医者の持ち物を探索者へ託す。

・村医者の持ち物
①ハスターリクに関してのスクラップ
活性病原体について
疫病が大流行していた地域で時々見受けられていた謎の病原体。病原体自体が研究される前に毎度消失してしまっていたが、なぜだかこの村では残っていた。この病原体を、
「活性病原体」と名付ける。特徴は以下のものだ
1)この病原体のみでは無害である
2)ほかの病原体・ウィルスが近くに存在すると活性化。他の病原体・ウィルスの
毒性や感染力を強める。
3)感染力を強めた後の「活性病原体」は消滅してしまう
※続きのページ(探索者に見るかどうか尋ねること)
ゴミ箱に入った大量の目玉の写真や、皮を剥かれた人間の写真、散らばる臓物などの
解剖の写真がある。1/1d4+1のSANチェック
②旅人の荷物についてのメモ
「件の旅人の荷物を湖付近でいくつか手に入れることができた。一つは娘に持たせている本。そしてもう一冊は島の屋敷に隠してあるものだ。最近村人の様子がおかしい。何かを物騒なつぶやきが聞こえた気もする。気のせいだといいのだが」
③<ラテン語> / 旅人の持ち物
ハスターリクは宇宙と異次元中に広がっている微生物の集合体。
ハスターリクは他の微生物に付着し、その毒性を強めて混沌と影響の範囲を広げる。
14世紀のペストや、20世紀前半のインフルエンザの流行もハスターリクによるもの。
ハスターリクを退散させるには、ハスターリクの持つエネルギーを0にする必要がある。
また、ハスターリクを召喚した者は召喚した際に、病原に感染するリスクを負う

●集まっていない情報を収集する

2日目昼パートで集まっていない、ハスターリクを退散させるのに情報を集める。
女性に集めさせた場合、特に何もなければ、自動成功で集められたことにしてもよい。

●ハスターリクの退散を行う

 前述した「ハスターリクの退散」を行わせる。場所は湖近辺。詠唱を始めると、キャリアとなっている村人たちが体内の異変に気付き、襲い掛かってくるだろう。
※毎ターンごとに1D3人ずつ村人が増えていく防衛戦となる

3日目:エンディング

●無事に詠唱完了する

 詠唱が完了した瞬間村人は苦しみ始め、ハスターリクの含まれた体液を嘔吐し始める。
探索者も軽い吐き気に襲われるが、それはすぐに収まり、苦しむ村人を放置して島に迎えに来た船に乗り込むだろう。

●村人につかまり、気絶させられる

 気が付くと船に乗っている。船長曰く、船を待っている間に眠ってしまったのだろうと思い、船に乗せたとのこと。乗船券を持ったあなたには本土がもうすぐそこまで迫っていることがわかるだろう。
自分がハスターリクのキャリアだと理解している場合、1/1d6のSANチェックである。